細川氏の場合、寛永4年江戸参府にあたり、年寄土井利勝に「いつ頃参府すればよいか」を問い合わせている。自由とはいえ、幕府や諸大名との関係を有利にするための配慮である。
山本博文「江戸城の宮廷政治」p.121

もどる