名主は蔵入地、知行地のいずれの村にも置かれていたことは言うまでもない。蔵入地の名主は、普通では単に名主ということが多かったが、知行地(給所地、ないし拝地)の名主を小名主ということに対して、大名主とも呼んだ。

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